2023年11月18日(土)に開催される第10回北海道プライマリ・ケアフォーラムのお知らせをいたします。
今年は4年ぶりに現地での開催を行う運びとなりました。
今年は参加費無料となっております。
職種・職歴を問わずプライマリ・ケアについて学びを深めることができる機会となっております。
基調講演では北海道において家庭医療の草分け的存在である楢戸健次郎先生にご登壇頂き「家庭医に未来はあるか?」というテーマでご講演を頂きます。是非ご参加ください。
その他の企画でも魅力的な講師の方々をお招きし、プライマリ・ケアについて楽しく深く学べるセッションが盛りだくさんです。学生さんから経験豊富な方々まで、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
令和5年10月17日
第10回北海道プライマリ・ケアフォーラム
実行委員長 舛森 悠
クリックするとポスター全体がみれます。
【日 時】 |
令和5年11月18日(土)12:30~19:20 (受付開始11:30~)
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【場 所】 |
北海道立道民活動センター(かでる2.7) 札幌市中央区北2条西7丁目 ▶アクセスマップはこちら ※託児室を用意する予定です。 希望者は事前申込みフォームからお申込みください。 |
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【対 象】 |
学生、研修医、医師、各種医療専門職
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【参加費】 |
無料
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【お申込み】 |
事前の申込みを受付しています。 ※締切は11月5日(日)
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【懇親会】 |
時間:19:15~21:15 会場:札幌ガーデンパレス(札幌市中央区北1条西6丁目) 会費:一般5,000円、学生3,000円 「当日の申込みは受付できませんので、事前の申込となります。」 ※キャンセルは、11月9日までにブロック支部事務局にご連絡ください。(それ以降のキャンセルは会費をいただきます。)
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【主 催】 |
日本プライマリ・ケア連合学会北海道ブロック支部 |
【共 催】 | 日本プライマリ・ケア連合学会学生研修医部会北海道支部 |
時間 | 内容 | |
11:30~ |
受付・開場 | 受付場所は「8階820研修室前」です。 |
12:30~12:50 |
開会式 | |
12:50~13:00 休憩・移動 |
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13:00~14:20 |
WS 1 エコー WS 2 在宅✕専門性 WS 3 暮らしの保健室 |
「エコーで見て触って学ぶ。そして実践する!」※定員30名(内20名ハンズオン+10名見学) |
14:20~14:40 休憩・移動 |
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14:40~16:00 |
学生企画 ※学生、初期研修医限定 |
「みんなで実践してみよう!超高齢地域における退院マネジメント」 |
WS4 デジタルヘルス |
「デジタルヘルス×プライマリケア〜時代の最先端は想像から創造へ〜」 | |
WS5 ポリファーマシー |
「脱処方で元気にしよう!多職種で取り組むポリファーマシー対策」 | |
16:00~16:10 休憩・移動 |
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16:10~17:20 |
学術集会 |
日本プライマリ・ケア連合学会北海道ブロック支部 (兼)第8回学術集会(兼)第103回北海道医学大会プライマリ・ケア分科会 |
学術並行企画※学生限定 |
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17:20~17:30 休憩・移動 |
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17:30~17:50 |
特別講演 |
「10年の歩みを振り返って」 |
17:50~18:50 |
基調講演 | 「家庭医に未来はあるか?」 |
18:50~19:00 |
閉会式 | |
19:00~19:15 解散・移動 |
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19:15~21:15 |
懇親会 | 会場:札幌ガーデンパレス 、 会費:一般5,000円、学生3,000円 |
Ⅰ ワークショップ第1部 ※以下3つより1つお選びください (13:00-14:20)
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< WS1 エコー > ※定員30名(内ハンズオン20名+見学30名→先着順)
講 師 陣:コーディネーター 植村 和平 先生(北海道家庭医療学センター/市立稚内病院)
テーブル講師:白崎優太先生、伊勢谷直隆先生、宇留間優花先生(市立稚内病院)
【タイトル】 「 エコーで見て触って学ぶ。そして実践する! 」
【紹 介 文】 一度はだれもが思う、この身体診察のやり方で本当にちゃんと臓器が触れているの?という疑問を
エコーで解決しちゃいます!
【抄 録】 エコーっていろんなことがわかっちゃんうんです。例えばCTやMRIで見える臓器は画像ですからも
ちろん触れません。しかしエコーなら臓器を見ながら触るという体験や、生理的な動きを見ること
がリアルタイムに出来るのです!そして上記を意識して行うようにすると、確かな精度を持った身
体診察の習得にもつなげることもできます。
一緒に身体診察の延長としてエコーを使ってみましょ!
< WS2 在宅✕専門性 >
講 師: 宮下 直洋 先生(HOME CARE CLINIC N-CONCEPT 院長)
川村 健太郎 先生(医療法人 稲生会 生涯医療クリニックさっぽろ 院長)
五十嵐 謙人 先生(勤医協中央病院 腎臓内科)
座 長: 泉 京子 先生(平和通りクリニック 所長)
【タイトル】 「 specialist×generalist ~在宅診療の可能性と連携~ 」
【紹 介 文】 専門領域を持った医師が行う在宅診療の現状や課題から在宅診療のさらなる可能性を探求するセッ
ションです。
【抄 録】 今後もが増えてくる在宅診療において、血液内科・小児科の専門領域を持ったspecialistならでは
の在宅医療を提供している医師から現状と需要課題を伺う。また、基幹病院で腹膜透析を導入して
いる医師から現状と今後の展望、在宅での管理方法や異常時の対応を学ぶ。specialistとgeneralist
が互いの強みを活かすための知見を共有し、より強固な連携を模索することで新たな可能性が発見
できるセッション。在宅診療に携わる医療従事者が一丸となり、道内の在宅診療を盛り上げよう!
< WS3 暮らしの保健室 >
講 師: 松田 諭 先生(ファミリークリニックさっぽろ山鼻)
大久保 彩織 先生(勤医協札幌病院、ファミリークリニックさっぽろ山鼻、
稲生会生涯医療クリニックさっぽろ)
神長 まゆみ 先生(道北勤医協一条通病院)
【タイトル】 「 地域活動から見える「地域のいま 」
【紹 介 文】 地域の中での活動を通して見えた地域の健康問題や課題についてそれぞれの視点から語ります!
【抄 録】 新型コロナウイルス感染症も徐々に落ち着いてきて、地域の中での活動の幅は広がってきていま
す。暮らしの保健室をはじめとする地域活動の中で見えてきた地域の課題や、今後必要だと思う
こと、やってみたいことを3人それぞれの視点から自由にお話いただきます。質問の時間もあり
ますので、日頃気になっている地域のことや地域での活動のポイントなども自由に聞いてみてく
ださい。これからの\地域での活動を一緒に考えていきましょう。
Ⅱ ワークショップ第2部 ※以下3つより1つお選びください (14:40-16:00)
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< 学生企画 > ※学生、初期研修医限定
講 師: 八木田 一雄 先生(松前町立松前病院)
【タイトル】 「みんなで実践してみよう!超高齢地域における退院マネジメント」
【紹 介 文】 退院カンファレンスの疑似体験を通して、地域における多職種連携やプライマリ・ケアの魅力、
地域医療現場の「リアル」を一緒に学びましょう!
【抄 録】 学生の皆さん「総合診療」や「家庭医療」に興味をもって入学しても、自分の働く姿が想像できな
いとか、現場の実態がよく分からないと感じることはありませんか?大学では、退院マネジメント
について学ぶ機会は少ないですが、本企画では、超高齢地域における退院カンファレンスの疑似体
験を通して、プライマリ・ケアを実践する現場の魅力を肌で感じてもらいます!ぜひ一緒に超高齢
地域の「リアル」を学んでみませんか?たくさんの学生の参加をお待ちしてます!
< WS4 デジタルヘルス >
講 師: 草島 邦夫 先生(北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック)
今村 智之 先生(Community Nurse Company 株式会社)
【タイトル】 「デジタルヘルス×プライマリケア〜時代の最先端は想像から創造へ〜 」
【紹 介 文】 デジタルヘルス革命を牽引する北海道のプライマリ・ケア医療者向けワークショップ開催!
「デジタル田園都市国家構想」と「高血圧治療補助アプリ」を事例に、アイディアソンで創造力
を発揮しましょう。と思います。
【抄 録】 更別村の「デジタル田園都市国家構想事業」と保険適用を受けている高血圧治療補助アプリの
事例を紹介し、参加者同士でデジタルヘルスの展望を共有し、地域の医療サービスを改善するア
イデアを生み出すワークショップ(アイディアソン)を行います。デジタルヘルスの重要性と具
体的な応用事例を理解し、医療者同士の交流と知識共有を促進する貴重な機会となるでしょう。
< WS5 ポリファーマシー >
講 師: 長谷部 浩平 先生(札幌渓仁会リハビリテーション病院 医師)
笹岡 佑樹 先生(札幌渓仁会リハビリテーション病院 薬剤師)
塚田 和代 先生(札幌渓仁会リハビリテーション病院 薬剤師)
【タイトル】 「 脱処方で元気にしよう!多職種で取り組むポリファーマシー対策 」
【紹 介 文】 薬剤整理はプライマリ・ケアの本領発揮の機会!WSで知識とコツを身につけて、実践につなげ
ましょう。
【抄 録】 ポリファーマシー対策はプライマリ・ケアにおいて重要な技術です。本企画では、最新のガイドラ
イン、一石2−3鳥を目指す処方、予後など個別性に応じた治療など、すぐに臨床で役立つ知識や
コツを、回復期や日米家庭医・老年科専門医の経験を踏まえてお伝えします。日頃の苦労、工夫、
取り組みの共有も大歓迎です。医師と薬剤師だけではなく、多職種連携により患者さんのQOL、
ADL、価値観を大切にする医療を一緒に考えましょう!
Ⅲ 学術集会・学術並行企画 (16:10~17:20)
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< 学術集会>
北海道ブロック支部第8回学術集会/第103回北海道医学大会 プライマリ・ケア分科会
一般演題発表 7題・・・・・印刷用プログラム・抄録はこちらから→「プログラム・抄録」
座 長: 木村 眞司 先生(砂川市立病院 副院長 教育研修センター長)
< 学術並行企画> ※学生限定
講 師: 今江 章宏 先生(寿都町立寿都診療所 所長)
【タイトル】 「語り合おう!あなたにとっての総合診療 2023」
【紹 介 文】 学生向けに先輩医師たちをお招きする恒例企画です。 今年は、事前に募集した質問に答えるミニ講
演と、
【抄 録】普段話すことができない現場で働く総合診療医・
っていただく場で
Ⅳ 特別講演 (17:30~17:50)
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講 師:木村 眞司 先生(砂川市立病院 副院長 教育研修センター長)
堀 哲也 先生(北海道社会事業協会帯広病院 総合診療科部長 北海道家庭医療学センター 理事)
【タイトル】 「 第10回北海道プライマリ・ケアフォーラム特別企画 「10年の歩みを振り返って」 」
【紹 介 文】 10回目の開催を記念し、発足・運営に携わった二人と共に当時を回想し、未来への思いを巡らせる
企画です。
【抄 録】 2013年11月30日に第1回北海道プライマリ・ケアフォーラムが開催され、10年の月日が経ちまし
た。北海道ブロック支部、フォーラムの発足・運営に深く関わった二人と共に、これまでの歩みを
振り返り、さらなる発展へと想いを紡いでいく記念講演です。
座 長:豊島 孝幸 先生(市立奈良病院)
Ⅴ 基調講演 (17:50~18:50)
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講 師: 楢戸 健次郎 先生 (NGO「クロス」代表)
【タイトル】 「 家庭医に未来はあるか? 」
【抄 録】 近い将来、日本、とりわけ北海道の住民はプライマリ・ケアの担当医である家庭医に何を期待する
でしょう?この集いでは、まず、私の空知の旧炭鉱町、美流渡診療所での21年間のグループ診療の
経験をお話しする予定です。そして次に、会場の皆さんと共にこれからの北海道でのプライマリ・
ケアの将来像を考えてみたいと思います。質疑応答の時間をできるだけ長くとります。フロアから
のたくさんの質問、ご意見を期待します。
【講師略歴】1945年 福島県いわき市生まれ。茨城県水戸育ち
1972年 千葉大医学部卒。その後7年半、家庭医を目指して自己研修
1984年 栗沢町(現岩見沢市)美流渡診療所開設。家庭医によるグループ診療
2005年 JOCSから派遣されネパールへ
2011年 フリーとなり活動継続
座 長: 湯浅 駿先生(勤医協中央病院)
・日本プライマリ・ケア連合学会の「専門医・認定医更新のための生涯学習」「専攻医のOff-the-jobトレーニング」「認定薬剤師の生涯学習」のそれぞれの単位が付与されます。
参加で取得出来る単位は次の通りです。
日本プライマリ・ケア連合学会
◎「専門医・認定医更新のための単位」:5単位
◎「認定薬剤師の生涯学習単位」 :3単位
◎「専攻医のoff-the-jobトレーニング単位」・・<>は並列企画でセッションは1つのみ取得可能>
企画名 | 領域 | 単位 | |
<ワークショップ第1部> | |||
WS1 エコー | 臨床 |
1 |
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WS2 在宅✕専門性 | 臨床 | 1 | |
WS3 暮らしの保健室 | マネジメント | 1 | |
<ワークショップ第2部> |
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学生企画 | 教育 | 1 | |
WS4 デジタルヘルス | 研究 | 1 | |
WS5 ポリファーマシー | 臨床 | 1 | |
<学術集会 / 学術並行企画> | |||
学術集会 |
研究 | 1 | |
学術集会並行企画 |
教育 | 1 | |
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特別講演 | 臨床 | — | |
基調講演 | 臨床 | 1 |
<単位付与申請の手続きと流れ>
STEP 1 事前参加申込 |
支部ホームページより事前参加申込をお願いします。 | |
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STEP 2 単位付与 申請フォーム |
◆フォーラム終了後、受付(820号室前)にてお渡しした引換え券と引換えに《単位付与申請フォーム》のリンクをお渡しします。必要事項を入力し申請手続きを行ってください。 [回答期限] ・専門医・認定医更新のための生涯学習単位 :11月23日(木)23:59 ・プライマリ・ケア認定薬剤師のための認定単位:11月23日(木)23:59 ・ 専攻医:Off -the -job トレーニング(Off-JT)単位 :11月19日(木)23:59 |
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STEP 3 学会マイページ 反映 |
申請から1ヶ月以内に学会マイページに反映されます。 ※1ヶ月以上経過しても反映されていない場合は、下記問合せ先へご連絡ください。 【問合わせ先】北海道ブロック支部事務局 Email:hpca.jimukyoku@gmail.com |